
エバーアプリの堀田です。
今回は婚活パーティでよく見られるフリータイムについて考えていきます。
①フリータイムとは?
②フリータイムは実は不人気
③何故主催企業はフリータイムを入れたがる?
①フリータイムとは?
婚活パーティでは様々な種類のパーティがあり、主催企業によっても特色は様々です。
その中で、ポピュラーな方式の一つとして「フリータイム」というものがあります。
お見合いパーティーが始まると一人一人と数分間会話し横にズレていきますが、1順したら好きな相手と自由に会話する時間が与えられます。それがフリータイムです。
②フリータイムは実は不人気
多くの主催企業が取り入れているフリータイムですが、実は参加者からやめて欲しい!という声も度々聞きます。
特に女性の方からの意見が多いです。というのも相手を自由に選ぶ権利があるのが、男性のみなのです。
①では横にズレていくと書きましたが、これは男性が移動していくのです。
なので女性はずっと座っており、それはお見合いスタイルのフリータイムではどこも変わりません。
これが厄介なのです。
基本的に婚活パーティは全体を通してみると女性の方が参加の割合いが多いです。
主催企業はなるべく男女比を均等にしますが、参加者の突然ドタキャンや何かしらの都合できっちり均等にするという事は不可能に近いです。
そうなるとどうなるか?女性が余るってひとりぼっちになる訳ですね。
男性が余る分には仕方がないで済まされますが、女性が余ると哀れみの目で見られるので、会場の空気があからさまに重たくなるのです。
そうなると、余った女性は婚活パーティにトラウマを感じずにはいられず、今後の参加も勇気が要ります。
また、女性参加者が10人もいれば、人気者が一人は存在します。
フリータイム時にその人気者の周りに男性がムラムラ寄って行けば、一人ぼっちにならずとも周りの女性の目はきつくなります。
③何故主催企業はフリータイムを入れたがる?
参加者が「フリータイムは必要ない!」と言っているのにも関わらず、頑なに主催者が無視するのは何故かというと、フリータイムがあるとその間は司会進行役をしなくても済み、「好印象カード」や「カップル集計」に専念できる為です。
意外に思うかもしれませんが、婚活パーティーのマッチングはコンピュータが自動で計算してくれる訳ではなく、ボールペンで一個一個「4番さんは7番さんを第一希望にしてるから、マッチング不成立」とアナログの手作業やってるのです。
一部の業者さんはタブレットを使い、紙を一切使わないとこもあります。
しかし、その様なシステムを何百万もかけて作成する程、婚活パーティは儲からない かつ 実は手作業の方が早かったりするので費用対効果で見れば良い!という結論には達しません。
結局ボールペンで○を書くスピードとPCに数字打ち込むスピードで、そんなに違いが出るものでもないですからね。
結局は主催者の都合でフリータイムを無くす事が出来ないのですね。